車両解説
アメリカ車としては珍しいツインカム4バルブエンジンを搭載し、“ハイテク名機”として定評のあるノーススター・エンジンを採用。
米国大統領専用車「ビースト」は、このキャデラックDTSリムジンをベースに開発されたモデルとして知られる。
ただし、ビーストは装甲車両と同等の最強防弾仕様を備えた特別車両であり、市販モデルとは中身がまったくの別物である。
本車両は、12年ぶりにキャデラック・リムジンを復活させたヤナセグローバルモーターズが、GM公認のコーチビルダー「フェデラル・コーチ社」に製作を依頼したもの。
パーテーション付きのリアキャビンはおよそ1.2メートル延長され、対面式3人掛けシートを備えた8人乗り仕様となっている。
リムジン製作の分野において、アメリカはその製作数と歴史の深さで群を抜いており、現地ではリムジンが実用車として日常的に用いられている。
- 年式
 - 2008年
 - 生産国
 - アメリカ
 - 全長/全幅/全高
 - 6,450mm / 1,840mm / 1,520mm
 - 車両重量
 - 2,470kg
 - エンジン
 - 90° V8 DOHC 4V ノーススターエンジン
 - 最高出力
 - 270hp/6,000rpm
 - 最大トルク
 - 40kg
 
